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〈環境保全ボランティアが楽しくて6か月間も活動〉
T.Nさん(当時25才、女性)
最初は不安と期待でドキドキ
不安と期待でドキドキしながらやって来たCVAハウス(ボランティアが宿泊する施設)。その日は、たまたま1チームがハウスの掃除や修理をしていたので、たくさんの人々が私を迎えてくれた。その日から本当に楽しい生活が始まりました。
仕事を終えたメンバー達がそれぞれ好きな時間を過ごしている中で、韓国人のByoungO.Kが私に話し掛けてきてくれました(彼のおかげで何だか緊張感も溶け、一緒に活動した5週間、いつも色々と助けてもらっていました)。
 
●メンバーはみんな楽しい人たち
夕食前に、もう1チームが帰ってきました。そのチームはイギリス人の男の子3人だけの小さなチームで蛙を保護する池を作ってきたそうです。その3人がパソコンを使っているところへ思いきって顔を出してみました。「I am TOMOKO!」これが私のここでの最初の勇気でした。この時のことは、今でもよく覚えています。名前を正確に覚えようとして彼らの名前を腕に書いていたら『俺の腕にも書け!』と言ってきたので、ピーターの腕に大きく「TOMOKO」と書きました。すると彼が他のメンバーに「トモコだ!トモコだ!」と、それを見せて回ってくれて、とてもとても嬉しかったです。私もCVAのメンバーになれたと思いました。そして、もう1チームがCVAハウスに戻ってきてハウスの中がとても賑やかになりました。オランダ人・デンマーク人・イギリス人…皆とても楽しい人達だ。

●2週間のテント生活がスタート
月曜日、約700q離れたカーナボン国立公園へ、トレーラー一杯に荷物を乗せて移動しました。この日から2週間のテント生活がスタートしました。だんだんと地面が赤茶色に変わり、短い草、枯れかけの草、道端を元気良く飛んでいるカンガルー…これがオ−ストラリアか!と感じました。見渡す限りの大地にポツンとしている自分と大自然の偉大さに「こんな私に何ができるの?」と思ったりもしましたが、これから楽しく心と体を動かそうと気合を入れました。

●国立公園内に1600本の木を植林
活動内容は国立公園内のキャラバンパークのトイレやシャワーから出る排水利用する植林です。まず、シャベルやクワを使って穴を掘り、この穴に植物を植え込み、肥料を与え、スプリンクラーで水まきをします。この時、地下に通る排水パイプから水を利用するので、そのパイプの深さと、その土壌の性質の違いによって5種類の植物を植え分けました。初日は1,600本を植え、最後の1本を植え終った瞬間、皆で拍手!なんとも言えない充実感で涙が出てきそうになり、そして、何故かとても暖かい気持ちにもなれました。活動後に飲んだビールも美味しくて、忘れることの出来ない楽しい思い出です。仕事は本当にきつくて朝・晩は寒いですが、夕食はファイヤーを囲んで、リーダーのアンディーの弾くギターと歌を聴いて毎晩大騒ぎしました。これが元気の基となり、「明日も頑張るぞ!」という気持ちになりました。

●キャンプ生活は楽しかった
CVAの環境保全活動、キャンプ生活があまりにも楽しく、その後、私は活動を3か月間延長しました。大自然を体中で感じ、その中で小さな自分たちが力を合わせて、その自然を守っていこうとするために体を動かした毎日は充実感と満足感で溢れていました。最後の日、寂しくて寂しくて涙の止まらなかった私にベンやミッチェルが言ってくれました「トモコに出会えて良かった」と…。私もCVAや皆に出会えて本当に良かったと思います。
 

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